つみき学習室とは つみき学習室のスタッフ 保護者の皆様 学校および教育関係者の皆様 つみき学習室からのお知らせ つみき学習室とは つみき学習室は、学習指導機能を持つフリースクールです。主に不登校期および不登校から復学後の学習支援を行っています。令和4年、ここで勉強したいという二人の中学生、高校生の思いと子供たちと家族を支えたいという小児科スタッフの思いから誕生しました。軸として、児童心療内科での親子の関係性に焦点をあてた心理療法に並行した時期または終了後のお子様の学習意欲が出てきた段階でスタートするということを基本としています。親御さんとの関係性を確認し、お子様本人が元気になっていたとしても学校に行くまでには至らないという時期、次ステップに進むまで待つ必要がある場合、その時期のサポートとして、また登校再開後に次のステップへの目標を持ち進みたいときのサポートとして存在できればと思っています。このため、平日だけでなく土曜日や長期休暇の学習サポートも充実することで熱意のある学習風景を見せてくれています。このような考えのもと令和4年より支援を続け、愛媛県内の公立小中学校や私立中高一貫校との連携も本格化し、つみき学習室自体も成長を続けています。困難なことが起きたときには、一つ一つ考えていくことを私たちスタッフも実践し、解決していくようにしています。『令和7年度愛媛県子どもの愛顔(えがお)応援ファンド補助対象施設』に認定されています。 つみき学習室のスタッフ つみき学習室のスタッフは、現在6名です。それぞれの専門性を活かし強力なチームでサポートをしています。 つみき学習室のスタッフ 伊藤 卓夫 小児科専門医。団体代表。事業の全体を見渡し運営するリーダー。 橘 芙美 小児科専門医。児童心療内科にて保護者の診療および生徒のカウンセリング担当。学習サポート計画や保護者との連携、学校や行政との連携を担う。 新谷 裕梨 つみき学習室事務局長。言語聴覚士。フリースクール的運用の中心。朗らかなお姉さんとして生徒さんに人気。小学生の学習及び中高生のフリースクール運用を担当。 二神菜津希 心理士。保護者や生徒さんのカウンセリングイベントの運営・いとう小児科受付業務も担います。 松澤 亜季 講師。長年の塾での指導経験を生かした評価や指導に定評あり。小中学生担当。お子様それぞれと信頼関係を築くことで実力を伸ばすスペシャリスト。 冨永 由恵 講師。丁寧で穏やかな指導が好評。教え方への向上を目指し努力を続ける。小中高教員免許保持。小中高校生担当。 保護者の皆様 不登校期の学習の遅れの焦りがない親御さんは少ないのではないかと思います。私たちは心身を休めたのちのよい時期のお子様に学習環境を提供することで、より安心して、集中して学習できる姿を見てきています。その時期も含めて、保護者の皆様と一緒に考えられたらと思っています。また、「何から手を付けていいかわからない」長期不登校の時期のお子様にも学年にとらわれずに学習を習得する手法を取り入れひとつひとつ「つみき」のように重ねていくことで土台を作り、学習の喜びが得られるといいなと考えています。大変申し訳ありませんが、児童心療内科での診療との並行での対応となりますので、当院児童心療内科に通院中または治療終了後のお子様以外の「つみき学習室」のご利用をお断りさせていただいています。 当院での学習サポート 不登校/再登校の状況はさまざまです。個人に合わせてサポートをしている状況です。 学校および教育関係者の皆様 学校長、学校の先生におかれましては、つみき学習室に通われているお子様の教育にご配慮いただきありがとうございます。学校に登校できるまでの日々や登校後の学習の遅れについて、サポートできることがあればと保護者および生徒と話しながら進めています。生徒さんが希望を持ち、次の段階が来る日を応援していく所存です。生徒及び保護者の希望がある場合、学校との連携を進めさせていただきます。連携に際して必要なことがありましたら、お気軽にお問合せください。以下は一般的な連携のステップになります。 連携の手続き 学校との連携を希望される保護者を通じて、在籍校の担任の先生に連携の依頼をお願いしています。その後、学校からのつみき学習室(いとう小児科)に連携について検討可能との連絡を学校からいただけた場合に、つみき学習室への入室申込書と(保護者のサイン入り)学習計画表(つみき学習室が作成)を学校に提出します。その後各学校の校長判断(および自治体教育委員会の判断)により、連携の可否が決定されます。▸連携が決まれば、月末に学習サポート活動報告書(当月の学習サポートへの出席状況と活動内容)を記載した用紙を、在籍校に郵送します。生徒および保護者の皆様には、同様の活動報告書を翌月にお渡しします。 2025-10-10 児童心療内科からのお知らせを更新しました。